キリンが初めてセブンプレミアムブランドでビールを出した…と聞き、遅ればせながら飲んでみました。
うん、これはいい感じ。おいしいエールです。
「まろやかエール」とは?
キリンビールが、セブンプレミアムのプライベートブランドに提供したビールです。
「無濾過」の名前の通り、酵母がビンの中に生きて残っているのがポイントですね。
キリンとセブン&アイの共同プレスリリースによれば「無濾過ならではのまろやかな口あたりや、上面発酵(エールタイプ)による華やかな香りを特長とした、新たな“上質さ”を実現した商品となっております。」とのこと。これは期待できそうです。
というわけで早速頂いてみました。
きつくないけど深いです
キリンお得意の広口ビンの栓をあけ、早速ひと口。
…と思ったら、口をつける前にもういい香りがします。普通のビールとはかなり違いますね。
酵母が生きているためか、パンを発酵させるときにも似た香りです。
そして一口飲むとまた違いに驚き。
オレンジのような柑橘系の甘みと若干の酸味、そして柔らかな苦みがあります。
ゴクゴク飲むビールではなく、一口ずつ味わう感じのビールですね。おいしいです。
ちなみに飲んでいる間ずっとどこかで飲んだことあるなーと思ったんですが、これベルギービールの「ヒューガルデン」にかなり近い感じですね。
酵母の香りがするところや柑橘系の味わいがあるところが似ています。
改めて原材料を確認したら、このまろやかエールも小麦が入ってるんですね。ヒューガルデンも小麦ビールだったはずなので、やはり近いんだなと確認できました。
これはしばらくはまりそうです。
背に腹は代えられない?
近くのセブンイレブンで購入できるのはありがたいのですが、キリンとしてはセブンプレミアムではなく全国に出せるブランドとして出したかったのかな~と思います。
普通のビールとは違うものの、かなり重要はありそうですしね。
ただプライベートブランドで提供すれば広告宣伝費などは不要なわけで、そこを抑えたいキリンの思惑が出ているのかなーとも感じました。もしかするとキリン内では苦渋の決断だったのかもしれません。
僕、親がキリン派だったこともあり個人的にはキリンにがんばってほしいです。
でも僕ができることはおいしく飲んであげることだけですね。
というわけで本商品、今後も飲み続けたいと思います、
…単に飲みたいだけでしょ、という突っ込みも歓迎です(笑)。